素材の話⑤リサイクル素材
こんにちわ!寒い日が続きますがみなさま体調崩さずお過ごしでしょうか。
弊社工場は旧正月連休中で、工員さんはそれぞれ美味しいお料理を食べて連休を満喫しているとのことです。
今日はリサイクル素材についてご紹介します。
リサイクル素材とは
最近、環境に配慮し、SDGsを考慮した素材を使った製品ののOEM製造も大変多くなってきました。
リサイクル素材といってもたくさん種類があるのですが、GSKでは主に、リサイクルポリエステル(RPET素材)、リサイクルナイロン、リサイクルコットンなどを使います。
リサイクルポリエステル(R-PET)
リサイクルポリエステルはR-PET素材とも言われています。
その名前のとおり、廃棄されるペットボトルからリサイクル(粉砕・融解・繊維状にして紡績)して作られるポリエステル生地です。
最近は生地の種類も多くなり、一般的なポリエステル生地のほかにベロア風やサテン調の生地もあります。以前、防水素材としてご紹介したPU複合生地のような、ポリウレタンを表面にコーティングしたメタリックな生地もあります。
生地サンプルを見ているだけで、楽しい気分になってくるような色々な生地があります。
薄手の生地はエコバッグやトートバッグ、サコッシュなどによく使い、厚手になるとウエストポーチ、ボディバッグなどにも使います。ペットボトルからのリサイクル生地とはいえ、再生されたポリエステル生地はバージンポリエステル素材と比べても、素材感、機能面も全く変わりません。
プリントなども、通常生地と同じくシルク印刷や全面フルカラー印刷が可能です。(昇華転写)
リサイクルナイロン
廃棄された漁業用の網や、廃棄されたナイロン素材からリサイクルされたリサイクルナイロンもよく使っています。
リサイクルナイロン素材(ナイロン素材も)は、ポリエステル生地と比べると軽量で極薄生地でも強度があり、速乾性にも優れているので機能面でこだわりのある製品にはオススメです。
ただ、ポリエステルと比べ熱には弱いため昇華転写(全面フルカラー印刷や再転写)など、高熱が発生する加工はできません。
リサイクルコットン
廃棄された生地や裁断クズ、綿の落ち綿などから再生されるリサイクルコットン。
綿100%の生地より、PETやポリエステルなどと混紡された生地が多いです。混紡された生地でも、見た目はまったくコットンと同じような感じです。帆布のような平織りや、綾織り(ツイル)生地、シーチングのような極薄の生地もあり、生成り色から染色生地もあります。
詳しくは、生地の写真などをGSK OEMのウェブサイトにまとめましたのでご参考ください。
上で紹介したリサイクル素材、それぞれの生地詳細についてや、他の質感の生地の写真など旧正月連休明けに工場が再開しましたら、また生地を取り寄せてご紹介できればと思います!
手元にサンプルの無い生地でも、”こんな生地ないかな〜”とお問い合わせ頂ければ探しますのでお気軽にご連絡くださいませ。
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