麻 -あさ-
麻には数種類もの種類があり、その総称を「麻」と呼んでおり、天然繊維の中で一番丈夫だと言われています。
どの種類の麻でも表皮の内側や葉茎から繊維が取れる事から古くから「麻繊維」として利用されています。
丈夫な生地ではありますが反面シワがより易いのが特徴です。
また、天然繊維のためコットンよりもネップや飛び込みが多いのも特徴。
ラフでナチュラルな素材感としてお楽しみください。
また、日本の法律(家庭用品品質管理法)では、「麻」と表記して良いものは「リネン」か「ラミー」のみでこの2つ以外の「麻繊維」については"植物繊維"と表記することになっています。
麻の種類は多くありますが、バッグに使用される代表的なものをご紹介します。
リネン
別名、亜麻(あま)。
リネンは古くからヨーロッパで使われていたとい歴史があり、丈夫で吸水性・速乾性に優れた生地です。繊維は細く、しなやかで高級繊維として衣料品にも多く使われています。
ラミーよりもコットンに近く柔らかい肌触りが特徴です。
ラミー
別名、苧麻(ちょま)。
リネンとほぼ同じような特徴がありますが、繊維の強度はリネンよりも丈夫です。
風合いはリネンに比べるとハリとコシが強く、ざらざらとした肌触りですが光沢がありリネンよりも白い色をしています。バッグはもとより、衣料品にも使用されます。
ジュート
別名、黄麻(こうま)。
リネンやラミーと比べると強度は弱めで布にしても織り目が粗いという特徴があります。
ざっくりとしたラフな見た目で、やや毛羽立ちがあり、染色にもあまり向かないというのも特徴ですが、あえてそのナチュラル感を楽しむため使用されることも少なくありません。
コーヒー豆を保存する袋などによく使用されているのもこのジュートです。
ヘンプ
別名、大麻(たいま)。
「吸水・吸湿性」「発散性」「抗菌性」はリネン・ラミーより優れていますが、繊維が硬く、太いため、衣料品よりはバッグやロープ等に使用されます。
ヘンプは太くて硬い素材ですがコットンなどの他の素材と組み合わせることで、ヘンプの良さが出た、肌触りの良い素材としても使用されます。
●トートバッグやファッションバッグ、巾着におすすめ!
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