合皮(PU/PVC)
合皮(合成皮革)とは、いわゆるフェイクレザーです。
質感や、その扱いやすさからバッグの生地の中でも人気の生地の一つです。
バッグ本体生地としてだけでなく、ハンドルの生地などパーツとしても使われます。
合皮にはPU(ポリウレタン樹脂性)製のものとPVC(塩化ビニル樹脂性)製のものがあります。
※マイクロファイバーの布地(通常不織布)に合成樹脂を含浸させたものを、そのまま使うか、それを基材とし合成樹脂を塗布した人工皮革もあります。
合成皮革(主にPU)への印刷について
合成皮革生地へのプリントは主にシルクプリントかインクジェットプリントになります。
デザイン上プリントデータが単色(グラデーションなし、色数少なめ)であればシルクプリントがおすすめです。
写真のようなデザインや、グラデーションが含まれるようなデザインをプリントする場合はインクジェットプリントになります。(全面フルカラープリント)
インクジェットプリントの場合はベースの生地色にプリントのインク色が影響しますので白い合成皮革生地への全面プリントとなります。
黄色い合皮生地に黒1Cシルクプリント
全面インクジェットプリント
PU(ポリウレタン)
ナイロンやポリエステル等の繊維製品にポリウレタン(PU)でコーティング加工して作られたものがPU合皮です。
PU製の合皮は柔らかくしなやかで、より本革(天然皮革)に近い質感があります。
弾力性、柔軟性が高く、PVCレザーに比べると通気性があり、撥水性も高いです。
PVCレザーよりは経年劣化はしにくいと言われていますが、湿度の高い場所でのご使用や長期保管は空気中の水分との化学反応を起こし、表面がボロボロになる(加水分解)可能性があります(経年劣化)。
レース柄
エンボス加工
大きめの
エンボス加工
小さめの
エンボス加工
シルバー色
PVC(ポリ塩化ビニル)
PUと同じく、他の繊維製品を基布としてポリ塩化ビニル(塩ビ、PVC)をコーティングして作られたものがPVC合皮です。
PUに比べ比較的に安価ですが、通気性、柔軟性では、PUに劣ります。
また、長年の使用で、表面が固くなったり、経年劣化で表面のコーティングが割れるリスクがあります。
当社では耐久性や劣化のことを踏まえ、可能な限りPU製の合皮をオススメしています。
エンボス加工
編まれたようなエンボス加工
より本革近い見た目
迷彩柄
ラメ入り
●ファッションバッグやパスケースに最適
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